競馬の仕組み

馬券の種類と買い方は? 単勝・複勝から3連単まで初心者向けに整理

競馬の見方を、公式情報と公開事実からやさしく整理します。

馬券の種類と買い方の確認順と注意点を整理した図解
式別を選ぶ → 組合せ数を確認 → 金額確認 → 投票

この記事で分かること

  • 単勝からWIN5まで、何を当てる馬券なのかを区別できます。
  • 流し・ボックス・フォーメーションの点数が増える仕組みを理解できます。
  • 購入前に予算上限、点数、合計金額を確認する習慣が身につきます。

馬券の種類は、「勝つ馬を当てる」「上位に入る馬を当てる」「着順まで当てる」など、当てる対象の違いです。配当の大きさだけで選ばず、自分が予想した内容を最も素直に表せる券種を選ぶと、点数が膨らみにくくなります。

JRA公式ルール確認日:2026年8月13日

馬券は「選ぶ頭数」と「着順」で整理する

JRAの馬券を目的別に比較
種類何を当てるか着順発売の基本
単勝1着の1頭必要2頭以上
複勝選んだ1頭が所定の上位不要5頭以上
応援馬券同じ馬の単勝と複勝を同額で購入単勝・複勝に準じる独立した的中方式ではない
枠連1・2着の枠番号不要原則9頭以上
馬連1・2着の馬番号不要3頭以上
馬単1・2着の馬番号必要3頭以上
ワイド3着までに入る2頭不要4頭以上
3連複1~3着の3頭不要4頭以上
3連単1~3着の3頭必要4頭以上
WIN5指定5レースすべての1着馬各レースで必要インターネット・UMACA投票限定

発売開始時の出走予定頭数が基準です。複勝は5~7頭なら2着まで、8頭以上なら3着までが対象です。枠連は8頭以下でも同じ枠に二頭以上いる場合に発売されます。これは制度を学ぶ表であり、配当や利益を約束するものではありません。

購入画面で止まりやすい用語

券種
単勝、馬連、3連複など、何を当てるかを定めた馬券の種類です。
1点
一つの買い目のことです。同じ金額なら、点数を増やすほど合計金額も増えます。
流しやフォーメーションで中心に置く馬です。軸が対象着順へ来なければ関連する買い目は外れます。
オッズ
的中時の払戻額の目安を示す数字です。投票状況で動き、表示時点の利益を保証しません。
払戻
確定した着順に基づき、的中券へ支払われる金額です。取消などで購入額が戻る「返還」とは別です。
トリガミ
的中しても、そのレースで買った合計額より払戻額が少ない状態を指す俗称です。

完全架空の着順で券種の違いを確認

同じ結果でも的中条件は異なる
買い目の架空例結果理由
単勝 B的中Bが1着
馬連 A-B的中1・2着の二頭を順不同で選択
馬単 A→B不的中実際はB→Aで順序が逆
ワイド A-D的中二頭とも3着以内
3連複 A-B-D的中上位三頭を順不同で選択
3連単 B→A→D的中上位三頭を着順どおり選択

馬名、着順、買い目はすべて説明用の架空例です。同じ馬を選んでも、順序を求める券種かどうかで結果が変わります。この一例を「3連単が有利」などの結論へ置き換えてはいけません。

購入前の確認手順

  1. 先にその日の娯楽費から上限を決め、生活費や借入金を使いません。
  2. 「一頭が勝つ」「二頭が上位」など、自分の予想を一文にします。
  3. その予想をそのまま表す券種と買い目を選びます。
  4. 点数に1点あたりの金額を掛け、合計が上限内か確認します。
  5. 馬番、レース番号、締切、取消情報を見直してから判断します。

20歳未満の方は勝馬投票券を購入・譲り受けできません。馬券に「当てやすいから必ず儲かる券種」はなく、負けを取り返すために金額を増やさないことが大切です。

馬券の種類は何種類?

JRAの投票法は、単勝、複勝、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単、WIN5の9種類です。初心者向け購入案内では、単勝と複勝を同じ馬で同時購入する「応援馬券」も一つとして数え、全部で10種類と紹介されています。

まずは一頭を選ぶ単勝・複勝、二頭を選ぶワイド・馬連・馬単、三頭を選ぶ3連複・3連単に分けると覚えやすくなります。

単勝と複勝の違い

単勝は1着になる馬を当てます。複勝は選んだ馬が所定の上位着順へ入れば的中です。通常は3着以内ですが、発売開始時の出走頭数が5頭から7頭なら2着以内、4頭以下では発売されません。

複勝は「勝たなくてもよい」ため当たる範囲が広い一方、常に利益が出やすいという意味ではありません。買う理由と金額を先に決めます。

ワイドとは? 馬連・馬単との違い

ワイドは選んだ二頭がともに所定の上位へ入る組み合わせを当て、着順の前後は問いません。馬連は1着と2着の二頭を順不同で当てます。馬単は1着、2着を着順どおりに当てます。

「二頭とも上位へ来る」と考えたのか、「二頭で1・2着」と考えたのか、「勝つ馬まで決めた」のかで使い分けます。

3連複と3連単の違い

3連複は1着から3着までの三頭を順不同で、3連単は1着から3着までを着順どおりに当てます。選ぶ馬を増やすほど組み合わせは急に増えるため、購入画面の点数と合計金額を必ず確認します。

高い配当だけを見て点数を広げると、的中しても購入総額を下回ることがあります。予想の芯が「三頭」なのか、「着順」まで含むのかを言葉にしてから選びます。

枠連とは?

枠連は、1着と2着の枠番号の組み合わせを順不同で当てる馬券です。原則9頭以上の競走で発売されますが、8頭以下でも同じ枠に二頭以上入る場合は発売されます。馬番ではなく、1枠から8枠までのグループを選ぶ点が馬連との違いです。

流し・ボックス・フォーメーションの違い

流しは中心となる軸を決め、複数の相手との組み合わせを買う方法です。ボックスは選んだ馬や枠で成立する全組み合わせを買います。フォーメーションは、1着候補・2着候補・3着候補のように欄ごとに馬を分け、成立する組み合わせを買います。

ボックスは簡単ですが、馬を一頭足すだけで点数が大きく増える場合があります。フォーメーションは予想を細かく反映できますが、同じ組み合わせの重複や買い漏れを確認しましょう。

3連複の軸とは?

軸は「上位に入る可能性が比較的高い」と自分が考え、組み合わせの中心に置く馬です。1頭軸ならその馬を含む相手二頭の組み合わせ、2頭軸ならその二頭と相手一頭の組み合わせを買います。

軸は人気だから自動的に決まるものではありません。「この馬が3着以内に入る」という自分の仮説が崩れたら、関連する組み合わせはすべて外れることも理解しておきます。

トリガミとは?

トリガミは正式な券種名ではなく、馬券が的中しても払戻金がそのレースの購入総額を下回る状態を指す俗称です。たとえば広く買いすぎて、低い配当の組み合わせだけが当たると起こります。

避ける第一歩は、購入確定前に「合計金額」と候補のオッズを見比べること。ただしオッズは変動し、利益が確定するわけではありません。

馬券初心者におすすめの選び方

「当てやすいから儲かる券種」はありません。初心者は、予想を短い一文で説明できる券種から始めるのが分かりやすいでしょう。「この馬が勝つ」なら単勝、「この二頭が上位へ来る」ならワイドという具合です。

買い方は、レースを選ぶ、券種を選ぶ、馬・枠と金額を指定する、点数と合計金額を確認する、の順です。設定払戻率は券種ごとに異なり、一般に言う控除率はその裏返しの考え方です。個々の馬券で一定割合の損が確定する、という意味ではありません。

まとめ

馬券は配当の大小ではなく、何を当てたいかで選びます。流し、ボックス、フォーメーションは組み合わせの作り方です。購入前に点数、合計金額、理由を確認し、上限額を守りましょう。

馬券の種類でよくある質問

初心者が必ず儲かる券種はありますか?

ありません。的中しやすさと払戻額の傾向は異なり、どの券種も購入額を失う可能性があります。予算上限を守り、予想を説明できる券種から学びます。

ワイドと複勝は何が違いますか?

複勝は一頭を選び、その馬が所定の上位へ入ると的中します。ワイドは二頭を選び、二頭とも3着以内へ入る組み合わせを当てます。

応援馬券は新しい的中方式ですか?

独立した方式ではありません。同じ一頭の単勝と複勝を同額で同時購入し、一枚にまとめた馬券です。記入した金額の二倍が購入額になる点を確認します。

出走取消の馬を含む買い目は返還されますか?

馬番で買う券種では、その馬を含む組み合わせが原則返還されます。枠連は同枠に残る馬の数とゾロ目の有無で例外があるため、JRA公式情報を確認します。

払戻金に税金がかかることはありますか?

課税対象となり、確定申告が必要になる場合があります。個別判断はこの記事では行わず、国税庁または税務署の最新案内を確認してください。

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ご利用にあたって

本記事は競馬の見方を学ぶための編集部独自コンテンツです。的中や利益を保証するものではありません。馬券の購入はご自身の判断と責任で、無理のない範囲でお楽しみください。20歳未満の方は勝馬投票券を購入・譲り受けることができません。